北海道江差町にある開陽丸を見に行ってきました。
<開陽丸>
住所:北海道檜山郡江差町姥神町1-10
駐車場あり
開陽丸は1865年、海軍力の強化に迫られた徳川幕府がオランダで
建造させた当時としては抜群の性能をもった軍艦です。
開陽丸は鳥羽伏見の戦いに敗れた徳川慶喜の大阪脱出に活躍する等、
倒幕軍にとって脅威の存在になりました。
榎本武揚の品川脱出に際しては、咸臨丸、回天丸ら7隻を率いて脱出、
蝦夷地に向かい、函館戦争の緒戦を有利にすすめました。
しかし、松前藩の最期の拠点として抵抗する江差を海上から攻略しよう
として暴風雨にあい、江差沖で座礁。明治元年11月沈没してしまい
ました。
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江差にある開陽丸に行ってきました。
とは言っても、開陽丸は上に書いたとおり、沈没した軍艦です。
ここには平成2年に再現された開陽丸の中に、沈没した開陽丸から
引き揚げられた品などを展示。開陽丸に関する事が詳しく分かる
資料館になっています。
幕末の歴史の中で、この開陽丸は本来の力を発揮する事が出来ないま
ま沈没してしまった様な感じがします。僕の中では第二次大戦の
戦艦大和とも重なります。
江戸幕府最強の軍艦、もう少しその活躍の場があれば良かったんです
が・・・。
【写真はつづきをご覧ください】
平成20年夏旅
http://rover.seesaa.net/article/104997161.html
新撰組関連の史跡
http://rover.seesaa.net/article/26835008.html
<開陽丸の中>
作戦会議中の榎本武揚・土方歳三ら。
引き揚げられた開陽丸の砲弾。
<開陽丸の甲板>
2008年10月04日
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