奈良県奈良市の元興寺に行ってきました。
<元興寺>
住所:奈良県奈良市中院町11
拝観料400円
蘇我馬子が建立した飛鳥寺が起源とう古刹。
かつては興福寺と並ぶ大寺院で隆盛を誇ったが、火事で焼失するなど
あり、今は本堂、禅室などを残すのみとなっている。
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以前、奈良に行ったときには、外から見ただけだった元興寺。
国宝建造物でもあるので、今回は拝観料を払って中に入って
みました。
元興寺東門を入ると、すぐに本堂(国宝)があります。
こちらが本堂です。1244年の再建ですが、奈良時代の様式を
よく表した建築物で、国宝に指定されています。
禅室(国宝)です。鎌倉時代の建築です。
この禅室も昭和初期には荒廃していたものを、修繕復旧したものです。
<かえる石>
淀君の霊が宿っているという「かえる石」。かつて河内のかわべりに
あった殺生石だったが、太閤秀吉が気に入って大阪城に運んだもの
だそうです。
<元興寺 浮図田>
中世に、元興寺や興福寺関係の人々、近在の人たちが浄土往生を願
って、極楽坊周辺に免罪積徳作善のため造立した供養仏塔。
さすがに奈良の古刹は京都より歴史が長いので、重みがあります。
2つの国宝建造物は素晴らしいです。
また、宝物館みたいな所に、五重の塔のミニチュアみたいなのがあり
ます。実は、五重小塔と言って、このミニチュアが国宝なのです。
写真不可だったので、写真無しですが、こういうのは珍しいなと思い
ました。この五重小塔は、昔から屋内観賞用として作られたものの
様です。
平成20年冬旅
http://rover.seesaa.net/article/112075386.html
国宝建造物を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21220842.html
2009年01月24日
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