奈良県葛城市の竹内の集落を散策してきました。
<竹内の集落>
住所:奈良県葛城市竹内
駐車場なし
見学自由
竹内の集落は、推古天皇の613年に難波と飛鳥京の間におかれた日本
最古の官道竹内街道沿いに栄えた町並みです。
中・近世には伊勢、長谷参詣が隆盛し、茶屋、旅籠が峠を行く人々
の旅情を慰めました。竹内街道の風景には多くの文化人たちが筆を
とり、貞享5年に松尾芭蕉が河内に向かい、幕末嘉永6年には
吉田松陰が、文久3年には天誅組の中山忠光が志し果たせぬまま、
ここに逃走しています。
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竹内街道(たけのうちかいどう)の町並み(奈良側)を散策しました。
ここは国道166号線があり、何度か葛城から大阪の太子町に走り抜
けた事がありました。
その国道の1本裏に、昔ながらの町並みが残る旧街道がありました。
今まで全然気がついてなかったです。
国道が発展し、旧街道を見ることなく通り過ぎる様になってしまった
がゆえに、今まで見落としていた町並みです。
今回は、地図をたよりに竹内の旧街道に入り込みました。
これが、まいった。道が狭い!
前から車が来て、すれ違いにキュウキュウ(>_<)
やっとで集落を抜けたところで一安心しました。
とりあえず、車を離れた所に停めて、歩いて散策しました。
町並みは良いですね〜。竹内街道の竹内峠に向けて、坂道を登って
いくんですが、坂道沿いに昔ながらの町並みです。
多くが、今も人が住んでいる建物です。
街道の途中に、松尾芭蕉縁の「綿弓塚」がありました。
松尾芭蕉の『野ざらし紀行』に「綿弓や 琵琶に慰む 竹の奥」
とあり、後世それを記念するために造った碑です。
竹内街道の町並み、非常に良かったです。お土産屋とかあるような
観光地ではありませんが、古い町並み好きにはたまらない町並み
です。
【写真は続きをどうぞ】
平成20年冬旅
http://rover.seesaa.net/article/112075386.html
日本の古い町並み
http://rover.seesaa.net/article/21960937.html
<竹内の町並み>
2009年01月26日
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