岡山県備前市、江戸時代の学校跡にして国宝建造物の閑谷学校です。
<閑谷学校>
住所:岡山県備前市閑谷784
駐車場:あり(無料)
JR山陽本線吉永駅から車で10分
入場:300円
時間:9時〜17時
<由緒>
1666年、岡山藩主池田光政が津田永忠に命じて作ったのがこの閑谷学校です。
日本最古に庶民教育の道場で、域内の庶民や武家の子弟、そして域外の者も受け入れ
たそうです。現在の建物は、光政の次の藩主池田綱政の頃の建物です。
三木露風や藤原審爾などの出身者の解説や、創建に携わった津田永忠、理念を打ち
だした池田光政についての紹介した閑谷学校資料館が敷地内にあります。
【講堂・国宝】
講堂は国宝建造物です。
【閑谷学校の風景】
これは閑谷学校の石門です。かなりの高さがあった様ですが、今は埋まってしまい見えて
いるのは一番上の部分だけだそうです。
<ひとこと>
閑谷学校は、子供の頃に小学館の『人物日本の歴史』で池田光政の話しの中で出てきた
事で知りました。武士の時代に庶民の教育という理念で学校を始めた池田光政の先見性に
感銘を覚えます。
さて、閑谷学校に行くのは今回で2回目。前に行ったのはもう8年前になります。
昔のしょぼい写真しか無かったので、思い出す意味も込めて再度行ってみました。
あいにく、大晦日という事で中の見学はお休み。外から眺めるだけになりました。
しかし、さすがに国宝に指定されるだけの事はある建造物です。何か伝わって来る威厳
があります。屋根瓦には備前焼を使っているそうです。
庭には、ワラで作った鶴と亀がありました。あれは何を意味しているのかな??ちょっと
気になりました。紅葉のシーズンには、紅葉も綺麗らしいです。
ここは建造物、また江戸時代の庶民教育最古の学校の史跡という事で、絶対に外せない
観光スポットだと思います。
(閑谷学校 おすすめ度 ★★★★★)
2006年01月14日
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