茨城県桜川市の桜川のサクラを見に行ってきました。
<桜川のサクラ>
住所:茨城県桜川市磯部
駐車場あり(無料)
「桜川のサクラ」は古来より西の吉野、東の桜川と並び称される
サクラの名所でした。
平安時代の歌人紀貫之が
「常よりも 春べになれば桜川 波の花こそ まなくよすらめ」
と詠っている事からも東国の桜川の評判が遠く平安京の都人にまで
届いていた事が伺えます。
江戸時代になると水戸光圀や笠間藩主牧野貞喜なども
度々桜川の地を訪れ、特に水戸光圀は偕楽園前を流れる小川の
ほとりに「桜川のサクラ」を移植し、その川を桜川と名付けるほど
「桜川のサクラ」を愛でたと言われています。
また、徳川家綱は隅田川堤に、徳川吉宗は小金井堤にというように
歴代将軍による花見の名所作りのため「桜川のサクラ」は大量に
江戸に移植されました。
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謡曲「桜川」で知られる天然記念物「桜川のサクラ」を見に行って
きました。「桜川のサクラ」は1本の桜ではなく、ここにある数々の
桜の総称です。
古くからの桜の名所という事で期待して行ったんですが、規模はそん
なに大きくはありませんでした。現地は公園になっていて、花見客が
大勢来ていました。
平成21年4月11日現在、桜は散り始めという感じでした。
<桜川のサクラ・平成21年4月11日撮影>
<桜の名所まとめのページはこちら>
http://rover.seesaa.net/article/14535679.html
2009年04月12日
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