<粟ノ須古戦場>

住所:福島県二本松市沖
駐車場なし
伊達政宗は弱冠18才で伊達家の家督を相続し、小手森、小浜、
宮森の諸城を攻略。さらにその矛先は二本松城の畠山義継に向けられ
た。その後、交渉で和議の席につき、1585年和議成立の礼と
して宮森城に伊達輝宗を訪れた。
酒宴のあと玄関まで送って出たが、伊達家家臣の不穏な動きを察知
していた義継は隙を見て輝宗の胸襟をつかみ脇差をあて手勢で取り
囲みながら二本松城に引き揚げようとした。
鷹狩りに出ていた政宗は急を聞いてかけつけ、ここ粟ノ須に追い詰
め、義継もろとも父輝宗をやむなく撃とうとした。
義継はもはや逃げきれぬものと覚悟して輝宗を刺し殺し、我が身を
腹十文字にかききって命をたち、畠山従者も討ち死にした。

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二本松市の粟ノ須古戦場に行ってきました。
かつて宮森城には行ったことがあったんですが、ここは初めて。
子供の頃に見た大河ドラマ『独眼竜政宗』。その1シーンが
改めて思い浮かびました。
伊達政宗の話の中で、このシーンは特に心に来るところですね。
この古戦場は非常に分かりにくいところにありますので、地図を
確認うえ行ってみてください。
平成21年GWの旅
http://rover.seesaa.net/article/118675040.html
