宮城県多賀城市で「末の松山」を見てきました。
<末の松山>
住所:宮城県多賀城市八幡2丁目8-28
駐車場あり(無料)
見学自由
末の松山は古くから和歌に詠まれた歌枕の地です。
中でも有名なのは清原元輔の
「契りきな かたみに袖をしぼりつつ 末の松山波越さじとは」
この句は百人一首でも有名ですね。
「君をおきてあだし心をわが持たば末の松山波も越えなむ」
古今和歌集 東歌。
などが有名です。
末の松山の所在地には諸説あるようですが、この多賀城市八幡説が
最も有力だそうです。
1689年には松尾芭蕉が奥の細道の旅で訪れ、
「はねをかはし枝をつらぬる契の末も終はかくのごとしと悲しさ
も増さりて」と無常観を感じたことを記している。
百人一首に昔はまった者として、この末の松山はいつか行こうと
思っていたところでした。
場所がよく分からなかったんですが、国道45号線からそれること
すぐの場所で、今まで何度も近くを通りかかっていました。
国道45号沿いにはそれらしき標識も無いので、なかなか分かり
辛いところですね。
歌枕としては超有名なところなので、是非どうぞ(^-^)
奥の細道の旅
http://rover.seesaa.net/article/26835383.html
平成21年GWの旅
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2009年05月12日
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