<旧安田庭園>

住所:東京都墨田区横網1−12
駐車場なし(近隣にパーキングメーターあり)
入園:無料
<由緒>
元禄4年、当時下野の国足利領主であった本庄宗資が幕府から拝領して下屋敷を構え
以後代々本庄家に引き継がれてきたものである。庭園は宗資の築造と言われ、隅田川の
水を導いた潮入り回遊式庭園で、規模は小さいが江戸名園の一つに数えられていた。
明治維新後に一時、備前岡山藩主池田章政の邸地となり、更に明治24年、安田善次郎
の所有となった。
善次郎の死後、その意志によって大正11年東京市に寄付され、一般に開放される事に
なったが、翌年9月の関東大震災によりほとんど旧態を失った。
市は幸いにして残った地割り石組みを基にして復元に努め、昭和2年、市民の庭園と
して開園した。
昭和42年に東京都から墨田区に移管になったが、戦後の隅田川の汚濁により池は
汚れ、公害等の影響により木が枯れるなど、名園としての面影が失われつつあった。
墨田区において潮入りの池の再現、樹木の稙栽、修景施設の手入れなどその全面的
改修工事を行い、昭和46年、名園と言われた往時の姿を復元したものである。
(現地解説看板より)
<ひとこと>
以前夏に来たことがあったんですが、今日は雪の庭園を見ようと訪れました。
安田庭園は両国の横網公園の裏にある日本庭園です。
規模的には小さい庭園ですが、都会の中のオアシス的な存在で、散歩などに
訪れる人も多いところです。
名前にもある安田庭園とは安田財閥の創始者である安田善次郎からきていま
す。Wikipedia安田善次郎のページ。
近くに横網公園、両国国技館、江戸東京博物館などがあるので、一緒に観光すると
良いかと思います。
【雪の旧安田庭園】



(旧安田庭園 おすすめ度 ★★★)
【夏の旧安田庭園】


