<牛べこ 1000円>

<ひとこと>
近所のスーパーで全国駅弁フェアを開催していたので、米沢駅の「牛べこ」を
購入しました。
紙のカバーなどがかかっており、ほとんどの駅弁は中を確認できないため、見た目など
も想像がつかないのが辛いところで、弁当の名前と持ってみた重さで判断しました。
最近うまい牛も食べてなかったので牛っていう選択だったんですけどね。
さて、家に帰り早速食べようと思い、まず箱を見ると自動加熱駅弁との事。
箱にヒモがついていて、それを引っ張ると加熱するというものです。
カップ酒などに生石灰の化学反応で温めるものがありますが、それと同じ原理
かと思います。
ヒモを引きました。箱が熱くなり確かに加熱されている様です。
駅弁って電車の中で冷たいのを食べるっていうイメージが強いだけに、レンジが
なくても加熱というこの商品には驚きました。
加熱終了。箱を開けます。

これが駅弁「牛べこ」です。
米沢の駅弁ですが、どこにも米沢牛とは書いていません。まあ米沢牛は高級で
使えないでしょうね。
明けて驚いた事1点。すごい上げ底。
お弁当の入れ物の厚みの1/3以上が加熱材の厚さだったんですね。
持ってみた時の重みもそれ。ちょっと騙されたかという気が・・・。

味はまずまずだったんですが、空しさが残りました・・・。
ずっしり重いのに可食部分は少ない。
お箸がむなしく弁当の底を掻く。
でも、あったまるのが楽しいですよね。
駅弁には何度もやられました。
というか、もうこんなものなんだな〜ってあまり期待しないようにしています。
カップ酒の様にあったまるシステムには驚きを感じましたが・・。