2009年07月28日

飛鳥寺     (奈良県明日香村)

奈良県明日香村の飛鳥寺に行ってきました。

<飛鳥寺>
飛鳥寺1.jpg
住所:奈良県高市郡明日香村飛鳥682
駐車場あり(有料:500円)
拝観料300円

『日本書紀』によれば、588年に蘇我馬子は法興寺を建立する
ことを計画、日本最古の本格的寺院で、その造営に際して多くの
博士・工人が朝鮮半島から渡来してあたった事が記されている。

大化改新や天皇の病気平癒など飛鳥時代を通じて飛鳥における中心的
な役割を果たしたが、1196年に焼失し現在に至る。
法興寺・元興寺とも称され、現在は止利仏師の作と伝える重要文化財
の金銅丈六仏(飛鳥大仏)が残る。
発掘調査の結果、塔を忠臣に三方に金堂を置き、北側に講堂、南側
に中門・南門の跡があることが判明した。
飛鳥では大官大寺とともに最大規模の寺院であった。

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飛鳥寺に行ってきました。
飛鳥寺はかつては大寺院だったようですが、今は焼失して小さなお寺
です。

飛鳥寺2.jpg

そんな飛鳥寺の見所は本堂にある飛鳥大仏です。
日本最古の大仏と言われ、止利仏師の作です。

拝観料300円を払うと本堂の飛鳥大仏を見ることが出来ます。
写真は禁止ってところが多いですが、ここは撮影OKの様でみんな
写真を撮っていました。

飛鳥大仏.jpg
西暦609年に完成。高さ3メートル、15トンの重さがあるそうで
す。かつての火災でダメージを受けていますが、よくぞ残ったという
感じです。
もともとは釈迦三尊像で、脇侍がいたそうですが、火災ですべてを
失ったとの事。

日本最古の大仏ですが、国宝ではありません。飛鳥大仏を国宝にとい
う要請はしている様ですが、文化庁の回答は「造立当時のものは一部
だけで、飛鳥時代の様式を残していない」との事で国宝には指定され
ていません。私には国宝昇格要件は分かりませんが、国宝になって
しかるべき大仏の様な気がします。

お寺の西側には大化改新で殺された蘇我入鹿の首塚があります。
蘇我入鹿の首塚.jpg

平成21年海の日の旅
http://rover.seesaa.net/article/123900335.html

著名人の墓
http://rover.seesaa.net/article/26837973.html



posted by 南行 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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