群馬県高崎市の常世神社に行ってきました。
<常世神社>
住所:群馬県高崎市下佐野町
駐車場無し
謡曲で有名な「鉢木」
このお話は一族の不正のために領地を横領され、急迫の生活をしてい
た武人佐野源左衛門常世が大雪の日に宿を頼んだ修行者(実は鎌倉
幕府執権北条時頼)のために、秘蔵の盆栽を焚いてもてなしたのが
縁で表彰されたというもの。
これは出家して最明寺となのった時頼の廻国伝説に基づいてつくら
れたものであるが、常世神社は常世が佐野の領地を横領されてのち、
住み着いたと言われる常世屋敷跡。
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謡曲「鉢木」で知られる佐野常世の館跡である常世神社に行って
きました。ここはかなり前に1回来ていたんですが、久々に行って
みました。
「鉢木」の話では、お忍びの北条時頼が雪の日に宿をもとめ、佐野
常世が鉢木を焚いてもてなし、今は苦しい生活をしているが、いざ
鎌倉とあらば真っ先に駆けつけるという話をします。
その後、いざ鎌倉の折、佐野常世が鎌倉に駆けつけるとそこには
行きの夜の修行者が。そこでその修行者が執権北条時頼という事を
知り、常世は領地を取り戻すというお話だったかと思います(うる
覚え)
そんな常世の屋敷跡が高崎にあります。
という事は、ここが雪の夜のお話の舞台なんですね。
現地には小さな神社。その脇に鉢木の絵と佐野常世の碑がありました。
小さな神社ではありますが、歴史的に有名なお話の舞台ですので、
おすすめの観光スポットです。
2009年10月14日
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