京都市上京区、京都御苑で梅を見てきました。
京都御苑は広いので、梅園と蛤御門について書きます。
<京都御苑・蛤御門>
住所:京都府京都市上京区京都御苑
地下鉄烏丸線今出川または丸太町駅より徒歩数分
駐車場あり(有料)
京都御苑自体は無料で自由に散策出来ます
<蛤御門について>
蛤御門は1864年にこの周辺で、長州藩と御所の護衛にあたっていた会津・薩摩藩との間
で激戦が行われた場所です。
この戦いが蛤御門の変(禁門の変)で、門にはその時の鉄砲の弾痕が残っています。
この門は新在家門と言われていましたが、宝暦の大火(1708年)のさい、それまで
閉ざされていた門がはじめて開かれたため、「焼けて口開く蛤」にたとえて、蛤御門と
呼ばれるようになったと言われています。
【蛤御門の弾痕】
<ひとこと>
京都御苑は、もともと公家の屋敷があった場所でしたが、明治維新のおりに取り壊されて、
その跡地を公苑にしたものです。
丸太町通りから今出川通りまで南北に非常に広い敷地、南北2キロ位あるのかなという
広さです。
その広い京都御苑、中心には京都御所がありますが、こちらは普通に観光出来る場所では
なく、中を見るには申し込みが必要という場所ですので、今回見ることは出来ませんでし
た(それは知っていたので、見ようと思って行ったわけではないですが)
今回は、京都御苑で梅が咲いているというので行ってきました。
場所は、蛤御門から入り、右に曲がりすぐの場所にあります。
まずその蛤御門ですが、幕末の有名な事件「蛤御門の変」で知られる場所です。
今もその門が残ります。幕末の弾痕がそのまま残る門は歴史を感じさせます。
京都御苑の梅園はそんな蛤御門の近くにあります。
本数はそんなに多くありませんが、白梅・紅梅と混ざる様に咲いていました。
【京都御苑の梅・平成18年3月4日撮影】
3月4日時点で4分咲き位でしょうか。中旬くらいが見頃かと思います。
<梅の名所まとめのページはこちら>
http://rover.seesaa.net/article/13842621.html
2006年03月07日
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