和歌山県和歌山市、紀三井寺に行ってきました。
<紀三井寺>
住所:和歌山県和歌山市紀三井寺1201
JR紀三井寺駅徒歩10分
駐車場あり(有料)
拝観:9時から
拝観料:50円
<由緒>
紀三井寺は西国33所第2番目の札所で、
「ふるさとを はるばるここに紀三井寺 花の都も 近くなるらん」
のご詠歌で知られます。
今から1200年の昔、唐僧為光上人が仏法弘通のため、この地に
至り風光明媚な名草山に千手十一面観音菩薩の尊像を感得され、ここに
梵宇を建立、自ら一刀三礼して造立された十一面観音菩薩を本願仏と
しておまつりになったのが770年で、以来巡礼の姿織るがごとしと
たとえられ、現在も日夜香煙の絶えることなく、春は早咲きの桜の名所
として多くの文人墨客が訪れ詩歌に絵画に多く残されています。
(紀三井寺のチケットの紹介文より)
<ひとこと>
紀三井寺、行くのはなんと10年ぶり。本当に久しぶり。
今回は早咲きで有名な桜を見ようと行ってきました。
紀三井寺は1200年以上の歴史をほこる古刹。また、境内にある3つの
井戸は日本名水百選に選ばれている名水の地、また桜は和歌山気象台の
開花の標本木になるという桜の名所でもあります。
紀三井寺の駅からいくと、門前のお土産屋を通り抜け山門につきます。
拝観料は50円。寺の由緒の書いたしおりが貰えます。
山門をくぐると階段。結構急です。
紀三井寺の坂には紀伊国屋文左衛門の結婚の話があり、紀伊国屋文左衛門
が母を背負って観音詣でをしている時に、草履の鼻緒が切れ困っている
ところに玉津島神社の宮司の娘が通りかかり、鼻緒をすげかえた縁で結婚
したそうです。
さて、肝心の桜ですが、残念かな、まだ数輪咲いているだけでした。
ちょうどこの日が開花宣言だったのかと思います。
あと1週間おそければ良かったんですが。
ただ、階段の途中に品種が違う桜があり、こちらは綺麗に咲いていました。
(まあ、今回はこれでよしとしましょう)
紀三井寺は急な階段を上り、高い場所にあるので景色も良いです。
和歌山市の観光地では外せない場所ですね。
(紀三井寺 おすすめ度 ★★★★)
<桜の名所まとめのページはこちら>
http://rover.seesaa.net/article/14535679.html
写真は続きに
【紀三井寺本堂・重要文化財】
1579年の建築。
【紀三井寺多宝塔・重要文化財】
1449年あたりの建築。
【紀三井寺の三井水・日本名水100選】
【紀三井寺の階段の途中の桜・平成18年3月25日撮影】
2006年03月26日
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