大阪市天王寺区にある家隆塚に行ってきました。
<家隆塚>
住所:大阪市天王寺区夕陽丘町
駐車場なし
藤原家隆は藤原時代末期の5代の天皇に仕えた有名な歌人で79歳の時に
官を辞してこの地に隠棲した。その翌年の春の彼岸にここの高台から西の
海に落ちる夕日を見て、その荘厳さに心を打たれ
「契りあれば なにわの里に やどりきて 波の入日を 拝みつるかな」
と歌によみ、直に落髪して仏性と号し、その4月9日に消え入る様に
一生を終えました。
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天王寺区にある家隆塚です。
ここは藤原家隆の館跡。塚には供養塔もあります。
現在の地名「夕陽丘町」は藤原家隆のこの話に基づくものだそうです。
確かにこの地は高台になっていて、西を見ればさぞ綺麗な夕陽を見ることが
出来たでしょう。とてもロマンチックですね。
家隆塚の入り口付近に清地蔵というお地蔵様がありました。
こちらは時代変わって明治時代に陸奥宗光が20才で亡くなった娘の清の
死を悼み等身の地蔵尊をこの地にお祀りしたものだそうです。
著名人の墓
http://rover.seesaa.net/article/26837973.html
2010年08月15日
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