宮城県栗原市(旧金成町)にある姉歯の松伝承地に行ってきました。
<姉歯の松>
住所:宮城県栗原市金成姉歯
駐車場:あり
東北自動車道若柳金成ICから数キロ
<ひとこと>
旅のテーマとして、歌枕の地を巡っています。
伊勢物語で在原業平に「栗原のあねはの松の人ならば、都のつとにいざと言わましを」と詠まれる歌枕の地、姉歯。
松尾芭蕉の『奥の細道』にも姉歯の松の記載が見られます。
そんな姉歯の地を訪れました。
場所は宮城と岩手の県境にある栗原市(旧金成町)。
いつか行こうと思いつつも、そんなには気にしていなかったんですが、最近
とみに姉歯という名前がTVなどに出ますので、意を決して出かけました。
在原業平、鴨長明、松尾芭蕉など多くの人に歌われた姉歯の松ですが、今
現地には、コレが姉歯の松だっていう松はありません。
おそらく今はもう無くて、歌枕や伝承のうちに残るものなんでしょう(僕の
勝手な判断)一応現地には姉歯の松に関する歌碑や石碑がたち、松の木も
存在しますが、そんなに樹齢を重ねた木ではありませんでした。
また、『奥の細道』の地であることを示す碑もたっています。
鴨長明「ふるさとの 人に語らむ くりはらや 姉歯の松の うくひすのこえ」
藤原秀能「くりはらの 姉歯の松を さそいても 都はいつと 知らぬたひかな」
などと詠まれています。
姉歯の松は奥州の歌枕として語り継がれています。
是非みなさんも姉歯の地を訪れてみてはいかがでしょう。
<栗原市HP>
http://www.kuriharacity.jp/past/kannari/rekisi/mukasi/mukasi03.html
続きをご覧ください
【姉歯を示す標識】
【姉歯の松バス停】
【奥の細道の地】
2006年04月03日
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