<洗足池>
住所:東京都大田区南千束2−14−5
交通:池上線洗足池駅徒歩約2分
駐車場なし
<洗足池について>
洗足池は、武蔵野台地の末端のわき水をせきとめた池で、昔は千束郷の大池
と呼ばれ灌漑用水としても利用されました。
池畔の風景は優れ、江戸時代には初代広重の浮世絵「名所江戸百景」に描かれるなど、江戸近郊における景勝地として知られました。
昭和3年に池上線が開通すると公園として整備され、昭和5年には風致地区
として指定されました。
面積は周辺を含めると67000平米、水面の広さは40000平米です。
日蓮が足を洗ったので洗足池というとか、袈裟をかけたと言われる袈裟掛
けの松がある御松庵など、日蓮にまつわる伝承も残されています。
また、幕末から明治の政治家勝海舟は、洗足軒という屋敷をこの地に構え
ました。その関係で、この地には勝海舟夫妻の墓があります。
また桜の名所としても名高い場所です。
(現地看板より)
<ひとこと>
洗足池、名前からして誰かが足を洗ったんだろうなとは容易に想像が
尽きますが、名前の由来は日蓮の様です。
日蓮が身延山久遠寺から、常陸に向かう途中、この地で松に袈裟をかけ
足を洗ったのが名前の由来だそうです。
まあ本当かどうか定かではありませんが、伝承なのでそう思っておき
ましょう。洗足池は中原街道沿いにあります。駐車場がないので、車
だと立ち寄るのにはしんどいところです。
池は広く、ぐるっと一周するのに20分くらいかかるかなという感じです。
桜は池の東側にまとまって咲いており、もちろん花見の飲み客もあふれ
ています。
飲む人、写真を撮る人と、何かと賑やかなところですが、そんなちょっと
脇に勝海舟夫妻の墓もあります。幕末の三舟の一人で江戸無血開城にも
尽力した勝海舟。明治時代になってこの地に別荘をかまえたそうです。
おそらく勝海舟もこの桜を見たことでしょう。
日蓮や勝海舟と、歴史上の人物のゆかりの地で桜を愛でるのもまた良いかと
思います。
<桜の名所まとめのページはこちら>
http://rover.seesaa.net/article/14535679.html
[ここに地図が表示されます]
続きをごらんください
【勝海舟夫妻の墓】
【日蓮袈裟懸の松(6代目)】
【洗足池の桜・平成18年4月8日撮影】
平成30年3月26日再訪しました。