山梨県甲州市にある雲峰寺に行ってきました。
<雲峰寺>
住所:山梨県甲州市塩山上萩原2678
駐車場あり(無料)
宝物庫拝観:200円
裂石山雲峰寺は臨済宗妙心寺派に属するが、寺伝によると天平17年
(745年)に行基の開創にかかる古刹である。
創建当初は天台宗に属したが、いつの頃からか現在の禅宗に転じた。
甲斐源氏の祈願所として尊ばれ、武田氏から深く崇敬されたが、天文年間
の火災により諸堂すべて炎上したという。
伽藍の復興には武田信虎が印判状を与え励まし、寺僧ほかが諸方に
勧進して再建をみた。
現在の本堂・庫裏・仁王門などはこの時期の建立と考えられる。
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山梨県甲州市の雲峰寺に行ってきました。ここも7〜8年ぶりの
訪問です。以前来たときは寺のみ外観を見て撤収しました。
その後、この寺の宝物庫に武田家に伝わる「御旗」があるという
事を知り、見たいと思い再訪しました。
こちらが宝物庫です。
通常しまっている様です(^^;
ボタンがあり、それを押すと下にあるおみやげ屋のおばちゃんが
来て開けるという感じみたいです。
さて、宝物庫の中は狭いながら、貴重なものがいろいろ。
まずは「御旗」。後冷泉天皇から新羅三郎義光が賜ったものだそうです。
武田家の当主が出陣する時は、「御旗盾無もご照覧あれ」と言って
出陣したそうです。盾無は菅田天神社にある盾無の鎧(国宝)の事
です。
写真は撮影出来ませんでしたが、御旗は日本最古の日の丸と言われる
旗で、万全の状態ではありませんでしたが、威厳ある旗でした。
他には、武田信玄の「孫子の旗」いわゆる風林火山の旗や、諏訪神号旗、
馬標旗などが展示されています。
ここからすこし行ったところに武田家滅亡の地天目山があります。
天目山で滅亡後、家臣が雲峰寺に御旗やその他家宝などを持ち込んだ
という話です。
このお寺は戦国マニアには外せない場所かなと思います。
大河ドラマの舞台
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2010年11月09日
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