です。
<伊佐須美神社>

住所:福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377
電話:0242-54-5050
駐車場あり(無料)
<伊佐須美神社について>
社伝によると、『古事記』にある四道将軍まで遡る。
崇神天皇の時に、東北鎮撫のため派遣された大毘古命と、子建沼河別が
この地で行き会い、このとき、国家鎮護のため、国土開拓の神様である
伊弉諾尊、伊弉冉尊の二神を明神ヶ岳に奉納したのが始まりとされて
います。
また、「会津」の地名の由来もこの地で2将軍が行き会った事から、
「相津」→「会津」になったという説があるそうです。
<ひとこと>
一之宮巡りをしているので、ここ岩代国一之宮である伊佐須美神社を
訪れたのはもう数年前。今回は、桜の名所を探していたところ、「薄墨桜」
という桜を発見、カーナビにセットし探していたところ、場所はなんと
伊佐須美神社。ここに桜なんてあったっけ?と思いつつ行ってみました。
いや〜咲いていないと気がつかないものですね。過去2回行ったことが
ある伊佐須美神社でしたが、境内に桜の名木があるなんて全然気がついて
いませんでした。
境内には、薄墨桜という古木がありました。5月4日現在、散り始めと
いう感じでしたが、咲いている薄墨桜を堪能出来ました。
伊佐須美神社は、桜もそうですが、菖蒲が有名なところだそうです。
是非その時期にも行ってみたいところです。
<桜の名所まとめのページはこちら>
http://rover.seesaa.net/article/14535679.html
続きをご覧ください
【伊佐須美神社本殿】

<薄墨桜について>
薄墨桜は伊佐須美神社が明神ヶ岳からこの地に遷座された当時からの御
神木であると伝えられる。何度か火災にあうも芽吹き、会津五桜のひとつ
に数えられている。
花は八重に一重も交わり、白く薄墨を含んだ花色は薄墨桜の名にふさわしい。花が終わりに近づくと、中心から紅色が濃く色づく。
普通の桜より少し遅れて咲く。
毎年4月29日にはこの桜を祀る、花祝祭が行われ、この花を入れた餅
をついて祝う。
香気深く花の色艶やかなので、花時には多くの人が訪れる。
またこの桜花を詠んだ歌も多い。
「いかはかり 神やめつらん 春ことに 匂ひは深き 薄墨の花」
弘化4年、水野清雄 (現地看板より)
【薄墨桜・平成18年5月3日撮影】

