奈良県大和郡山市の稗田環濠集落に行ってきました。
<稗田環濠集落>
住所:奈良県大和郡山市稗田町
駐車場あり
稗田は大和の環濠集落の典型例として有名です。
詳しい形成過程は不明ですが、室町時代には現在のような形になったと
考えられています。
環濠は東西260m、南北260の規模で、北東側は七曲と呼ばれる特異な
形をしています。
西側と南側は特に幅が広くつくられ、10mもあります。
環濠の内側には住宅が密集し、東西南北に大きな道がとおり、そこからさらに
細い道が延びています。
道はT字に交差したり、袋小路になっていて、遠くが見渡せない防御に適した
構造となっています。
環濠は整備されましたが、基本的な形は室町時代から変わらず、旧来の景観
を残しながら現代生活の中に生き続けています。
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愛用している昭文社『歴史知図帳』に出ていた稗田環濠集落に行って
きました。国道24号線奈良バイパスから少し裏に入ったところです。
奈良バイパスはよく車で走るんですが、こんなところがすぐ近くに
あることは全然知りませんでした。
この写真のような掘に囲まれた集落です。
その造りからも分かるように、おそらく軍事的な目的でつくられたもの
でしょう。実際は詳しい事は分かっていない様です。
集落の中を散策してみました。
集落には昔ながらの建物が残り、とても風情がありました。
環濠集落内は迷路みたいになっていて、非常に分かりづらい感じ
でした。
日本の古い町並み
http://rover.seesaa.net/article/21960937.html
平成22年〜23・年末年始の旅
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2011年01月23日
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