東京都板橋区の縁切榎です。
<縁切榎>
住所:東京都板橋区本町18
駐車場なし
江戸時代には、この場所の道を挟んだ向かい側に旗本近藤登之助の抱え屋敷
がありました。その垣根の際には榎と槻の古木があり、そのうちの榎がいつの
頃からか縁切榎と呼ばれるようになりました。
そして、嫁入りの際には縁が短くなることを恐れ、その下を通らなかったと言い
ます。
1861念の和宮下向の際には榎を避けるための迂回路がつくられています。
男女の悪縁を切りたいときや断酒を願う時にこの榎の樹皮を削ぎとり煎じ、
ひそかに飲ませると願いが成就するとされ、霊験あらたかな神木として庶民
の信仰を集めました。
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中山道板橋宿散策時に発見したのがこの縁切榎です。
縁切りの恐れから、和宮の中山道下向の迂回路まで出来てしまう
んですから、たいそうなものです。
現在の榎は3代目だそうです。
何でも悪い縁は絶つけれども、良縁は結んでくれるという事で、大衆
に信仰されているそうです。
2011年02月26日
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個人の思考の違い〜類は類を呼ぶ〜
この人間社会は 地球は 複雑ですね
人生研究会(名前検討中 宗教研究会(名前検討中
BATI とは あるのかなぁ