<蚶満寺・かんまんじ>

住所:秋田県にかほ市象潟町象潟島2
拝観時間:8時半〜17時
庭園の拝観は300円
駐車場あり(無料)
<由緒>
853年に慈覚大師の開基と伝えられる古刹。
梵字「カンマン」を寺号として京都の御室御所から「蚶満」の額をうけた
という。
境内には親鸞上人の腰掛け岩や、北条時頼公ゆかりの躑つつじなど歴史的
な見物も多い。
1689年には松尾芭蕉が訪れており、「象潟の雨に西施がねぶの花」と
いう句を残している。
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奥の細道最北端の地秋田県の象潟(現にかほ市)。芭蕉ゆかりの地めぐり
でも重要な場所です。
ここはもう7〜8年前でしょうか、若かりしころに一度来たことがあった
んですが、その時は芭蕉の銅像と記念撮影だけして先を急いだという事で
ゆっくり境内を見ていませんでした。
そんな心残りもあったので、今回再訪しました。
今回は八戸から山形の鶴岡に向かう途中。もう時刻は17時すぎ、結構
暗くなってきて、そうとう急いで寺に向かいました。
駐車場にも他の車は無く、観光客は僕ら2人のみという状況でした。
さっそく、昔訪れた芭蕉像へ。昔の記憶のままの芭蕉像を見て、とりあえ
ず写真撮影。写真撮ったら急いで本堂へ向かいました。
本堂は特にすごい建築物という感じではありませんが、裏の史跡庭園が
良い場所です。
親鸞上人腰掛け岩や、北条時頼公のつつじ、芭蕉句碑など歴史を感じさせ
てくれるものが多数あります。
どうもこのお寺は鎌倉北条氏との結びつきもある様です。
でもまあここはやはり芭蕉の奥の細道最北の地として有名なので、そちら
の関係で訪れて見ると良い場所かと思います。
【蚶満寺・奥の細道】

【蚶満寺芭蕉像】

【蚶満寺山門】

【蚶満寺・北条時頼公のつつじ】
