<松合白壁土蔵の町並み>

住所:熊本県宇城市不知火町松合
駐車場あり(無料)
松合は港と醸造で栄えた町です。
深井入り江に臨んだ松合は、古くから宇土南浦の港町として知られ
ていました。気候に恵まれ醸造も盛んに行われ、江戸時代には万屋、
財布屋、阿波屋、新酒屋といった醸造屋が酒を生産していました。
松合は昔から火事が多いところでも知られています。
三方山に囲まれ、人家が密集していることから、火事の度大きな
被害をうけました。その為、代々の惣庄屋は被災住民の救済と
防火対策に心を砕いています。
海岸に居屋敷新地を造って住民を移し、跡地は火除道とし、辻には
井戸を掘って火事に備え、町筋には土蔵・白壁の家を配して防火を
はかるなど当時としては斬新な防災都市造りを行っています。
この町割りと平行して、港を整備しました。この工事が完成する
のは安政2年(1855年)で、以後、松合は肥後随一の漁港として
繁栄します。
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松合の土蔵の町を散策してきました。
熊本には古い町並みはあるのかな〜と思って地図を見ている
と、松合土蔵の町並みという文字を発見。行ってみました。
港町として栄えた町で、防火の観点から土蔵の町が並んでいます。
僕の地元川越も大火を期に蔵の町並みが並んだわけで、同じ様な
歴史の町かなと思いました。
平日だからでしょうか、観光客の姿もなく、ひっそりとしていて、
かえって昔ながらの町並みを楽しむのには良い感じでした。
<松合白壁土蔵の町並み>





日本の古い町並み
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