もりやま芦刈園を出て、次は福林寺へ。
<福林寺>
住所:滋賀県守山市木浜2011
駐車場なし
境内自由
本尊は国指定重要文化財の十一面観音像で、井上靖の小説『星と祭』で
「仏様というより天平時代の貴人」と称せられた観音様。
この石の宝塔は佐々木高綱が経筒を塔身に収めたとある。
2基とも基礎石を一個とし、紙面に格狭間を造り、蓬華一花を刻む。
鎌倉時代の古い宝塔。
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井上靖の小説に書かれた観音様を見たいと思い福林寺へ。
しかし、この十一面観音は秘仏という事で公開されていないという事実
を後で知りました。
隠れてないで出てきてほしいですよね。せっかくですから。
寺の建物自体新しいものなので、そうなると見るべき物は鎌倉時代に
作られたという石の宝塔くらい。
源平の合戦でも活躍した佐々木高綱の由来の残る宝塔です。
という事で、ここも一般の方向けの観光地ではありません。
歴史マニア様向けという事になります。
平成18年海の日ツアー
http://rover.seesaa.net/article/20926131.html
2006年08月18日
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