湖南市の妙感寺に行きました。
ここは後醍醐天皇の側近であった万里小路藤房(までのこうじふじふさ)の
墓所があるお寺です。
<妙感寺>
住所:滋賀県湖南市三雲1758
駐車場あり(無料)
境内自由
<由緒>
妙感寺は南北朝時代の1336年頃に、後醍醐天皇の側近であった万里小路
藤房(藤原藤房)によって創建された。
その後、織田信長の兵火にあうが、1661年愚堂国師が再興した。
方丈(開山堂)は1661年3月、後水尾天皇の中宮東福門院の水口御殿の
一部を移転した物である。
本尊は十一面千手観音で、南北朝時代の作と推定されている。
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南北朝の歴史の中で、後醍醐天皇の側近として登場するのが万里小路藤房。
万里小路藤房が楠木正成を後醍醐天皇に紹介したという事になっています。
建武の新政後は、逆に後醍醐天皇の政治に失望し、天皇のもとを離れて
いくという人物です。
何はともあれ、南北朝の歴史の中で重要な位置をしめる人であることは
間違いないところです。
そんな藤房の墓所が湖南市にあるという事で、その妙感寺に行ってみました。
お寺は正面に本堂、左手に観音堂があり、本堂裏に庭園や不老の滝という
滝などがありました。
本尊は十一面観音で、そのお姿を拝むことも出来ました。
観音堂脇に万里小路藤房の墓所がありました。
藤房公のお墓をお参りし、庭園や滝などをぐるっと巡ってきました。
妙感寺は南北朝の歴史を感じることが出来るお寺です。
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http://rover.seesaa.net/article/20926131.html
【妙感寺】
十一面千手観音(本尊)
庭園
不老の滝
万里小路藤房公のお墓
2006年08月19日
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Tracked: 2006-08-20 06:00