<萬歳の泉>

住所:岡山県新見市哲多町矢戸
駐車場なし(停車可)
平安前期宇多天皇がご巡幸の折、この清き水に感嘆され「萬歳」と叫ばれ
たと言われる。
先年の昔より枯れることなく涌く泉は、飲んで玉露の味がすると言われ、
平安中期すでに都では、萬歳の名泉として知られ、和歌にも詠まれている。
また南北朝期には後醍醐天皇がこの泉で休養されたとのこと。
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偶然道ばたで泉を発見しました。
その名も「萬歳の泉」。現地の石碑を見ると上のような解説がありました。
うまい水を飲んで「萬歳」ってのも何か変な気もしますが、まあそれは
良しとしておいて、宇多天皇や後醍醐天皇の伝説の残る泉という事で、
単なる泉ではなく、史跡に選ばれている珍しい泉です。
【萬歳の泉】

ちょうど直前にものすごい雨が降っていた関係で、泉は濁っていました。
石灰岩の層からわき出る泉は綺麗らしいのですが、あいにく清らかな泉
を見ることは出来ませんでした。
でもまあ、史跡の泉なんて珍しいので、偶然見つけてちょっと得した気分に
なりました。
平成18年夏旅
http://rover.seesaa.net/article/22395156.html