<備中高松城跡>
住所:岡山県岡山市高松561
駐車場あり(無料)
城内自由
古戦場としても有名な高松城に行ってきました。
実は7年前にも1回行ったことがあるので久しぶりの訪問になりました。
高松城というと、香川か?と思う方もいるかと思いますが、備中高松城は
岡山市にあります。
備中高松城が歴史的に名を残すのは、なんと言っても羽柴秀吉による備中
高松城水攻めがあるからでしょう。
1582年、織田信長は毛利氏を攻め羽柴秀吉は高松城を守る清水宗治の
軍と交戦します。攻めあぐねた秀吉は軍師の黒田官兵衛の意見と取り入れ
水攻めに出ます。
備中高松城は完全に孤立し、落城寸前になりますが、この時京都では
本能寺の変が起こり信長が殺されるという事件が起こります。その報を
受け、秀吉は城主清水宗治の自刃と引き替えに城兵の命を保証し、講和の
うえ撤収していくというお話です。
現在城跡は公園になり非常に長閑な雰囲気です。
傍らには自刃した清水宗治の首塚、辞世の句を刻んだ石碑などがあり
ます。
ちょうど蓮の花が咲いていました。昭和57年に岡山市が城沼復元を行った
際、永年眠っていた蓮が自然に花を咲かせたものだそうです。
古代蓮と言って、昔の蓮が花を咲かせる事がある様です。
戦国の世の蓮の花が何百年の時を経て咲いたのかもしれません。
平成18年夏旅
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著名人の墓
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日本の城を巡る
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[ここに地図が表示されます]
【備中高松城】
城主清水宗治の首塚です。
清水宗治辞世の句の石碑です。
「浮き世おば今こそ渡れもののふの 名を高松の苔に残して」
高松城の古代蓮です。