<国泰寺>

住所:北海道厚岸郡厚岸町湾月町1丁目15
駐車場あり
拝観自由
<由緒・現地看板より>
国泰寺は江戸時代後期、蝦夷奉行の願い出により、幕府が和人の定着・慰撫
、蝦夷地の教化および法務活動を行わせるために、1804年に建立した
蝦夷三官寺のひとつで、11代将軍徳川家斉の勅願寺として臨済宗鎌倉五山
派に属し、十町四方の風除林を加えて造営された。
現存する建物はほとんどが後代の改修を経ているが、よく江戸時代のたた
ずまいを伝えており、蝦夷地における特異な歴史的役割を果たした寺として
重要なものである。
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厚岸町を走っているときに、史跡・国泰寺の看板を発見して立ち寄ってみま
した。
北海道で史跡の寺?
江戸時代の北海道は松前氏の支配があったとはいえ、函館近辺の支配で、
厚岸方面はアイヌの歴史なのかなと思っていました。
歴史的由緒のある寺なんてあるのかな?正直疑問でした。
上の解説にもありますが、このお寺は1800年代初頭に徳川11代将軍
家斉によって創建されたお寺の様です。
江戸幕府の支配が、道東厚岸近辺にも広がっていたんだなというのが意外で
驚きでした。
お寺の建物自体は、改修が入り、当時のものは残っていません。
ただ、門には徳川の家紋が入っていたり、往時の趣は感じる事が出来ます。
北海道でお寺に行くというのも、普通の観光ツアーじゃ絶対に無いと思い
ますが、フリーで歩く様でしたら立ち寄ってみても良いかと思います。
平成18年秋・道東の旅
http://rover.seesaa.net/article/24740686.html
<史跡・国泰寺>



徳川家の三つ葉葵の紋が入る門