宮城県蔵王町にある岩崎山金窟跡に行ってきました。
<岩崎山金窟跡>
住所:宮城県蔵王町遠刈田温泉字遠刈田温泉北山
駐車場あり(無料)
岩崎山は遠刈田温泉の西側に位置する岩山で、金や銅などの鉱脈を
含んでおり、江戸時代の初期(1645年頃)には仙台藩の金山と
して採掘が行われていました。
しかし、その歴史は長くは続かず、江戸時代の中期には廃坑になって
久しい忘れられた金山であった。
その理由は定かではないが、一説には坑内で大量の出水があり、やむなく
廃坑となったとも言われている。
当時の採掘法は、金の鉱脈をたどって地下を縦横に掘り進む狸堀りと
呼ばれるもので、細い坑道が無数に交差するさまが、あたかも竹かご
編み目のようであることから籠山という別名がつけられた。
体がやっと入るほどの狭い坑道はすべて手堀りであり、当時の工夫たちの
苦労を物語っている。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
車で走っていたところ「伊達政宗ゆかりの金山」という看板を発見。
立ち寄ってみました。
ここは岩崎山金窟というところで、蔵王町指定の文化財になっています。
大きな岩山に細い坑道入り口があり、ここから掘ったと思うとかなりの
重労働だなとしみじみ思いました。
現地は遠刈田公園として整備されています。
平成24年5月5日の訪問でしたが、桜が咲いていてそちらも楽しむ
事が出来ました。
<桜のある風景>
http://rover.seesaa.net/article/14535679.html
平成24年GWの旅
http://rover.seesaa.net/article/268720848.html
2012年07月07日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック