琵琶湖にうかぶ竹生島に行ってきました。
<竹生島訪問>
住所:滋賀県長浜市早崎町
入島料:400円
竹生島は琵琶湖にうかぶ周囲2キロ、面積0.14キロ平方メートル
の島で、神々の住む島として古来より信仰されてきました。
神仏一体の思想で信仰されてきましたが、明治維新後の神仏分離令に
より現在は都久夫須麻神社と宝厳寺に別れています。
竹生島に行くには船に乗っていく必要があります。
彦根・長浜などからの船がありますが、今回は旅の日程の都合上、
マキノから出ているオーミマリンの船(要予約)に乗って竹生島にむかい
ました。
<オーミマリン>
船は往復2000円です。片道25分の船旅です。
船から見える景色もなかなか良いです。
いよいよ竹生島に上陸です。
竹生島に着いて、都久夫須麻神社、宝厳寺に行くには入島料400円
かかります。料金を払って中に入ります。
<都久夫須麻神社>
順番に行くと、まずは都久夫須麻神社です。
こちらが本殿。国宝建造物です。
都久夫須麻神社本殿は伏見城の遺構と言われ、伏見城にあったものを
豊臣秀頼が寄進・移築したものだそうです。
本殿を出て、拝殿に行きます。
拝殿からは琵琶湖を望み、下に鳥居が見えます。
かわらけ投げと言って小皿をここから投げ、鳥居をくぐれば願いが
かなうと言われています。あいにく僕はチャレンジしませんでしたが(^^;
また『平家物語』によれば、この拝殿で平清盛の甥にあたる平経正が琵琶を
奏でるシーンが描かれているそうです。
続いて宝厳寺に向かいます。
都久夫須麻神社と宝厳寺は廊下でつながっています。
その廊下が「舟廊下」です。
<舟廊下・国指定重要文化財>
豊臣秀吉の御座船「日本丸」の部材を使って作られた事から
舟廊下と言うそうです。
<宝厳寺唐門・国宝>
京都にあった豊国廟の正門(極楽門)だったと言われており、造営奉行
片桐且元によってここに移築されたとの事です。
<弁財天堂>
<石造五重塔>
これは時代が古く鎌倉時代のもの。
<三重の塔>
平成12年の再建。
<モチの木>
樹齢400年超のモチの木。
移築に際し、造営奉行の片桐且元が手植えしたという伝承があります。
マキノ往復のオーミマリンだと竹生島滞在時間は50分。
最初はそんなもんで大丈夫かな〜って思ってましたが、もう少し時間が
ほしかった。宝物館は時間が無くて断念。
1時間半くらい時間があると良いなと思いました。
しかし、都久夫須麻神社といい宝厳寺といい歴史的な価値が高い建造物で、
とにかく感動しました。
平成24年夏旅
http://rover.seesaa.net/article/286702986.html
国宝建造物を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21220842.html
2012年09月08日
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小皿を鳥居に向って投げるなんて、面白い体験もできるんですね。
貴重な情報、ありがとうございますm(__)m