京都市上京区にある平安宮一本御書所跡に行ってきました。
<平安宮一本御書所跡>
住所:京都府京都市上京区下立売通智恵光院西入508
駐車場なし
平安時代この付近は天皇の住まいである内裏の東側に当たり、
一本御書所があった。一本御書所は、平安時代中期の948年頃
から『貞信公記』などの文献に現れ、世間に流布した書籍を各
一本(一部)書き写して保管、管理したところで侍従所の南にあっ
て公卿別当をもって長官に任じ、その下に預や書き手などの役が
あった。
『日本書紀』964年10月13日の条には一本御書所え清書し
た222巻を大蔵省の野御倉に遷納したことが記されている。
また平安時代後期には鳥羽天皇や崇徳天皇が度々ここに行幸され
ている。
『平治物語』によると1159年の平治の乱に際して、藤原信頼
らが後白河上皇を一本御書所に押し込めたことが書かれ、つとに
有名である。
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平安宮一本御書所跡に行ってきました。
たまたま歩いていて通りかかったところにありました。
現地は山中油店というお店になっています。この油店も江戸時代
文政年間の創業という事で、歴史あるお店ですが、そのはるか
昔にはここに一本御書所というものがあった様です。
平治の乱のおり、後白河上皇がここに閉じこめられたという場所
だそうです。
ちょうど大河ドラマで平治の乱を見た直後くらいだったので、
何ともタイムリーだなと思いました。
大河ドラマの舞台
http://rover.seesaa.net/article/112515106.html
平成24年夏旅
http://rover.seesaa.net/article/286702986.html
2012年09月29日
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