千葉県館山市にある崖の観音こと大福寺に行ってきました。
<大福寺>
住所:千葉県館山市船形835
駐車場あり(無料)
境内自由
崖の観音こと大福寺は、真言宗智山派に属する寺院です。
境内の船形山の中腹にある観音堂は「崖の観音」と呼ばれ、近隣の人たちから
厚く崇敬されています。
本尊は、十一観世音菩薩で船形山の崖の中腹にある祠に刻まれています。
この本尊は、717年に行基が東国行脚の折に神人の霊を受け、地元漁民の
海上安全と豊漁を祈願して、山の岩肌の自然石に十一観世音菩薩を彫刻したと
言われています。
江戸時代になり1653年に観音堂が火災にあい、寺宝を失いました。
1715年に観音堂が再建され、朱印も復旧されましたが、明治43年の大豪雨により
土砂崩れにあい本堂・庭園とも倒壊してしまいました。
さらに大正12年の大震災で観音堂・本堂が倒壊し、現存の御堂は大正14年に、本堂は
昭和元年に建てられ現在に至っています。
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崖の観音こと大福寺に行ってきました。
内房なぎさラインを走っているとどうしても目立つのがこのお寺。
崖の上にお堂が見えるからです。
今回久しぶりに訪問してきました。
このお寺からは房総の海、館山の町が一望出来、とても綺麗。
夕暮れ時なんかはまた綺麗なんでしょうね。
<崖の観音>
<崖の観音からの風景>
2012年12月29日
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