<由良要塞跡>

住所:兵庫県洲本市由良生石
駐車場あり(無料)
開国を迫る外国船が頻繁に来港するようになった幕末の頃、幕府の命により、海防の備えとして
各地に砲台場が造られました。
ここ由良の町もその一つであり、巨大な高崎砲台を中心とする砲台場群が築かれ、紀淡海峡に
睨みをきかせていたと言われています。
明治時代になって、由良は海防上、東京湾要塞に次ぐ要所と位置づけられ、紀淡海峡、鳴門海峡
の防衛拠点として由良要塞司令部が置かれることになりました。
各所に見られる煉瓦積みの構築物や展示されている砲身はその由良要塞の遺構で、当時生石山砲台
と呼ばれた砲台跡です。
<由良要塞全貌>

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
由良要塞跡に行ってきました。幕末から大正時代まで重要な防衛拠点
となった要塞です。第二次大戦まで存在した様ですが、第二次大戦では
航空戦が主となったため、ほぼ意味が無いものになった様です。
淡路島と紀伊半島の狭い海峡を守備するのにちょうど良い立地。
煉瓦の構築物などに昔を偲ぶ事が出来ます。
現地までの道は狭いところもありますので、行く場合は注意して
ください。


戦争遺跡・軍事遺跡
http://rover.seesaa.net/article/476666823.html