<浄念寺>

住所:新潟県村上市寺町3-13
駐車場あり
境内自由
明応年間(1492〜1501)の頃、浄念上人の開基
白壁造りの本堂は1818年の再建で国指定の文化財。

村上城主本多家・榊原家・間部家の菩提寺で、間部越前守詮房公
の御霊屋がある。元禄二年奥の細道の道中、松尾芭蕉と弟子の
曽良が参詣している。
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新潟県村上市の寺町を散策しました。
寺町と言うだけあり、この一帯には寺が数々ならびます。
そんな中、松尾芭蕉が訪れたという浄念寺に行きました。
本堂は木でよく見えないのですが、白壁造りの珍しい本堂。
1800年代のお寺とは思えない様な感じです。商家の蔵みたいな
感じでした。
墓域には江戸幕府6代将軍家宣・7代家継の時に新井白石らとともに
幕政を取り仕切った人物で、側用人(老中格)です。
歴史の教科書でも正徳の治という事で、新井白石と間部詮房の名が出て
くるところで、そんな人物の墓が村上にあるとは知りませんでした。
墓石がこちら。

寺の中のどこにも説明等ありませんが、墓石に享保5年没とあり、詮房の
死去の年と同一のため、この墓石が詮房のものと思われます。
8代将軍吉宗になった時失脚し、村上に左遷された様です。
歴史マニア好みのスポットですね。
平成25年夏旅
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