香川県坂出市にある雲井御所跡に行ってきました。
<雲井御所跡>
住所:香川県坂出市林田町
駐車場なし
<現地解説>
この地は保元の乱で敗れた崇徳上皇が配流となり、仮の御所として過ごされた場所と
伝えられ、1835年高松藩主松平頼恕公により雲井御所の碑が建立されている。
保元の乱は平安時代末期、摂関家の藤原頼長と忠通の争いと、皇室である崇徳上皇と
後白河天皇の争いが結びついて激しさを増し、1156年、鳥羽法王の死を契機とし
て一気に激化した争乱である。結果は崇徳上皇側の大敗に終わり、上皇は讃岐に配流となった。
当時38歳の崇徳上皇は、国府の目代である綾高遠の館を仮の御所と伝えられている。
仮の御所で3年を過ごされ、都を懐かしく思い、その御所の柱に御詠歌を記されたとされ、
その一首に
「ここもまた あらぬ雲井となりにけり 雲行く月の影にまかせて」
と詠まれたことから雲井御所と名付け、この地は雲井の里というと伝えられている。
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坂出市に数ある崇徳上皇がらみの史跡のひとつ、雲井御所跡です。
保元の乱で配流されて、この地を仮の御所として3年間過ごしたそうです。
現在は江戸時代に造られた碑があるのみです。
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2013年09月25日
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それと、碑の隣の御堂はなんとういう名前の御堂で、由緒はあるのでしょうか?
質問いただきましたが、そこまで詳しいことは分かりません。
申し訳ありませんm(__)m