<合元寺>

住所:大分県中津市寺町973
駐車場なし
境内自由
<現地解説>
通称「赤壁」といわれるこの寺は、浄土宗西山派。
開山空誉上人は1587年、黒田官兵衛に従って姫路から中津に
来錫した。その後。1589年、官兵衛が前領主である
宇都宮鎮房を謀略結婚により中津城内に誘殺したとき、その従臣
らが中津城を脱出しこの寺を拠点として奮戦し、最期を遂げた。
以来、門前の白壁は幾度塗り替えても血痕が絶えないので、遂に
赤色に塗られるようになった。当時の激戦の様子は現在も庫裏
の大黒柱に刃痕が点々と残されている。
また戦死した宇都宮家の家臣は合葬し、寺内の延命地蔵菩薩堂に
祀り菩提を弔った。その空誉上人は宇都宮鎮房の庶子であったと
言われ、文武の道に秀で世人の崇敬が篤かったため、後事を恐れ
後に黒田長政に福岡城で誘殺されたという哀史を秘めた寺である。
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黒田官兵衛ゆかりの寺、合元寺に行ってきました。
黒田官兵衛は秀吉より豊前の地を与えられ、中津に城を築きました。
中津には地元の豪族・宇都宮氏がいましたが、それを官兵衛は
謀殺。その後、この寺その家臣らとの激戦が繰り広げられたとの
事です。その返り血で壁が染まり、その血を隠すため赤く塗った
という怖い伝説のお寺。他にも血痕が付いた寺とか屏風とかいろい
ろありますが、このお寺もそんななかの一つです。
<合元寺>




大河ドラマの舞台
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