大分県中津市にある中津城に行ってきました。
<中津城>
住所:大分県中津市二ノ丁本丸
駐車場あり(無料)
入場:400円
中津城が歴史に登場するのは1587年、黒田官兵衛が豊臣秀吉に豊前
の六郡を与えられ、山国川の河口デルタである中津の地を選び、翌年
築城を始めたことによる。
軍事的にも西に山国川、南と東に大家川、北に周防灘を控えた要害の
地であった。同時に瀬戸内海に面し、畿内への重要な港でもあった。
度重なる戦のため、なかなか工事もはかどらないまま、1600年
関ヶ原の戦いなどの功によって筑前52万石への加増転封し、中津を
去った。黒田氏のあとには細川忠興が豊前一国と豊後国二郡の領主と
して入部した。最初中津城を居城とし、弟の興元を小倉城においた。
1602年、忠興は居城を小倉城に変更した。
1615年、一国一城令が出され、忠興は中津城の普請を一旦中止
した。小倉城以外に、中津城も残されるよう老中に働きかけた結果、
中津城の残置が決まった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
大河ドラマ『軍師 官兵衛』で盛り上がる中津城に行ってきました。
中津城は黒田官兵衛が築城したお城です。
自然の川を濠の様に利用した平城です。海にも近く、もしかしたら
当時は海に隣接していたのかもしれません。その立地などは戦国末
に天下を狙っていたという話もある黒田官兵衛ならではという感じ
がします。
現在の中津城の天守は昭和になってからの再建で、中は博物館に
なっています。
石垣は黒田時代のもの、細川時代のものがともに残ります。
この石垣の写真をご覧ください。
右と左で石垣積が違います。右側が黒田官兵衛時代の石垣、左側が
細川忠興時代の石垣です。こうもはっきり分かれて残っているのも
すごいなと思います。
<天守台より>
現在中津城では、大河ドラマに関する小さい展示館や、官兵衛
おみやげ処など大河に関するものも臨時で造られています。
今年注目の中津城でした。
大河ドラマの舞台
http://rover.seesaa.net/article/112515106.html
日本の城を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21222307.html
平成30年12月31日再訪しました。
<中津城>
平成30年〜31年 年末年始の旅
http://rover.seesaa.net/article/464338711.html
2014年02月23日
この記事へのトラックバック
また遊びに来ます!!