<滝の城>
住所:埼玉県所沢市大字城537
駐車場あり(無料)
<現地解説>
滝の城は狭山丘陵の一角が低地になって向かって落ちる急な崖を利用し、
東南方を流れる柳瀬川を防衛線とした平山城で、その敷地は約66000平米
である。
【滝の城からの風景】
現在でも本丸を中心とした遺構がよく保存されている。
本丸は柳瀬川を眼下に見下ろす城の東南部に位置し、現在の社殿は櫓台跡の上に
ある。
【本丸跡・現在は城山神社】
本丸の北面には空堀を隔てて二の廓的な曲輪があり、城はこの方向にいくつか
の曲輪を配したようで、部分的に遺構が残存している。
また、大手は、さらに北方に所在していたとみられている。
【空堀】
【三の丸跡】
この滝の城は北条氏照の持ち城と考えられ、滝山城(八王子市)の支城と
言われている。
1564年、北条氏の清戸番衆交代命令状を見ても、清戸下宿に番所が
あって固めてあり、城の防備と密接な関係があったと推定される。
1590年、豊臣秀吉の小田原城攻略の際、落城したものと考えられている。
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所沢市にある滝の城に行ってきました。
所沢市の端っこ、関越所沢ICに近いところにあります。
地形をうまく利用した城で、眼下にある柳瀬川を防衛線として
います。
北条氏の支城と考えられているそうで、秀吉の小田原攻めの際に落城。
その時、壮絶な戦いがあったようで、そこに生えていた松を切ると
赤い血の様な物が出たとか。
【血の出る松跡】
今は枯れてしまったそうですが、そういう伝説のある松の木があった
様です。
八王子城も心霊スポットになってますが、秀吉の小田原攻めは過酷な
ものだったのだなというのが、この城の伝説からも分かるような気がします。
日本の城を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21222307.html
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