<清心尼公の碑>
住所:岩手県遠野市松崎町光興寺2地割
駐車場なし
<現地解説>
遠野南部第21代の領主、清心尼公は八戸南部第20代直政の夫人で、
29才で未亡人となり、剃髪して仏門に入り清心尼と称した。
嗣子がなかったので、封建時代には異例の女の殿様が誕生した。
1627年八戸から遠野への転領にあたっては養子直栄を補佐して
遠野郷の統治につとめ、遠野南部氏250年の基礎を築いた女傑で、
1644年6月4日59才で没した。この墓は菩提寺の大慈寺が廃
されたとき現在の場所に残された。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
遠野にある清心尼公の墓に行ってきました。
清心尼は江戸時代初期の人物で、遠野南部家の礎を築いた人物でもあります。
戦国時代にも女の城主(岩村城主となった、おつやの方)とか、男にも勝る
様な人物として立花宗茂の妻ァ千代とかの話もありますが、封建社会の中の
江戸時代に正式に家督を継いだというのは相当珍しい話と思います。
それは単に緊急避難的な話でもあったでしょうけど、実際に人物的に優れた
人であったからこそというものもあったんでしょうね。
清心尼の墓は遠野市の郊外にポツンと碑と墓が並んでありました。
著名人の墓
http://rover.seesaa.net/article/26837973.html
平成26年GWの旅(城めぐり&本州最東端へ!)
http://rover.seesaa.net/article/396337322.html
[ここに地図が表示されます]