<小浜城>
住所:福島県二本松市小浜下館
駐車場なし
<現地解説>
大内氏はかつて福井県の小浜に居住していたが、晴継の代である応永年間
(1394〜1428)、東安達を統治していた石橋氏の家臣となり当地
に移住した。そして、その子宗政が築城した折、地形が本国に似ている
ことから小浜城と名付けたという。
その後、戦国の世に弱小の国人領主であった定綱は、大名領主であった伊達・
芦名に交互に身を寄せては自分の安全を計っていたが、1585年伊達政宗
に背いて芦名に属した事から攻撃を受け敗走した。そして政宗は畠山氏が
居住する二本松城の包囲戦を実行するため当城に一年ほど在陣している。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
二本松市郊外にある小浜城に行ってきました。
名前も小浜城(おばまじょう)、福井と同じだと思ったところ、ゆかりは
やはり若狭の小浜城でした。国人領主の大内氏というのは僕は知りません
でしたが、戦国の世ではこういう小さい国人領主は主君をコロコロ変えな
いと生きていけない厳しさがあったんだなとしみじみ思います。
小浜城跡は小さな公園風に整備されています。
城跡には「大内氏屋敷跡」の碑などが建てられています。
城からの風景
日本の城を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21222307.html
平成26年GWの旅(城めぐり&本州最東端へ!)
http://rover.seesaa.net/article/396337322.html
[ここに地図が表示されます]