<桐野利秋生誕の地>
住所:鹿児島県鹿児島市吉野町
駐車場なし
<現地解説>
西郷を神のように敬い、父のように慕い、運命を共にした桐野利秋
(中村半次郎)は1838年12月2日貧しい下級武士の家に生まれました。
立木打ちで庭木全てを枯らすほど武芸の練習に励み、幕末動乱の京都では、
勤王の志士として活躍。
薩摩藩邸に兵学師範として招かれていた赤松小三郎をスパイとして暗殺する
など「人斬り半次郎」の名で恐れられました。
会津鶴ヶ城の受け取りという大役を見事果たしてからは西郷の右腕として認め
られるに至り、ぼっけもん(大胆者)桐野の名は戊辰戦争でとどろきました。
遣韓使節をめぐる政争では西郷に従い陸軍少将の地位をなげうって帰郷、
西南戦争の実質的な指揮官として1877年岩崎谷で西郷とともに38歳の
生涯を終えました。
西南戦争は一名「桐野のいくさ」と呼ばれています。
岩崎谷で西郷を介錯した別府晋介は桐野利秋の従兄弟にあたります。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
人斬り半次郎として知られる桐野利秋(中村半次郎)生誕の地に行ってきました。
鹿児島城下から北に数キロ行ったところ、おそらく江戸時代には農村であった
ところに桐野利秋生誕の地はありました。
生誕之家などは残っていません。小さな公園になっており、桐野利秋生誕の地
という石碑が建てられています。
数年前に映画『半次郎』が放映されたり、最近桐野利秋に注目するものが多く
なってきている様な気がします。
純粋に西郷を追いかけた桐野は子供のように純粋な心の持ち主だったのですかね。
平成26年夏旅
http://rover.seesaa.net/article/403847749.html
大河ドラマの舞台
http://rover.seesaa.net/article/112515106.html
[ここに地図が表示されます]