<佐伯城>
住所:大分県佐伯市大手町1-1-1
駐車場あり(無料)
入城自由
<現地解説>
城山山頂の城趾は海抜140m、遠く南豊の山々をめぐらし、番匠川はまがり
くねって佐伯湾にそそぎはるかに豊後水道をへだてて四国の島山が霞んで見える。
1601年4月、日田より入封の初代毛利高政はこの地を相して佐伯荘2万石の
本拠地と定め、まず山頂に築城の工を起し、城下町の建設にかかった。
三層の天守閣をもつ本丸を中心に二の丸・西の丸を西南に伸ばし、北の丸を東北
に広げたあたかも舞鶴の翼を張った姿に自ずと鶴屋城と名付けられ、また鶴城と
呼ばれた。城は4年後の1605年に完成したがほどなく焼失。その後復興を
あえて行わず、1637年山麓に三の丸を開き、大いに殿館を営んで以来
二百数十年佐伯藩政はもっぱらここで執られた。それは山城の不便さを避けての
事である。明治初年の版籍奉還・廃藩置県によって廃城となった。
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大分県佐伯市の佐伯城に行ってきました。
佐伯湾を見下ろす山頂にある山城です。
よって本丸跡まではちょっとした山登りです。
こんな道を上っていきますが、道はきちんと整備されているので、悪路では
ありません。山頂までは片道20分くらいかかります。
山頂には建物は残っていませんが、当時の石垣がほぼそのままの形で残っています。
古城の良い雰囲気を感じることが出来ます。
明治の文豪国木田独歩は佐伯城の景色をこよなく愛したそうで、山頂には
独歩の碑がありました。
<独歩の碑>
<佐伯城からの風景>
平成26年夏旅
http://rover.seesaa.net/article/403847749.html
日本の城を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21222307.html
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