<大村神社>

住所:山口県山口市鋳銭司3406
駐車場(鋳銭司郷土館の駐車場利用)
大村神社の祭神は大村益次郎である。
益次郎は成長して三田尻の梅田幽斉に蘭学、九州日田の広瀬淡窓に漢学、
さらに大阪の緒方洪庵について洋学・医学を学んだ。
1853年、宇和島藩に招かれて宇和島に数年留まり、後に江戸に出て
塾を開き、ついで幕府講武所の教授となった。
その後、長州藩に召されて江戸藩邸に入り、後に帰国して明倫館教授と
なった。
この頃いわゆる幕府による長州征伐がおこり、益次郎は参謀としてこれに
対処し幕府軍を破った。
その後、戊辰の戦いにも参謀として功があり、明治新政府の樹立に尽くした。
維新後は兵部大輔として大いに軍政を改革し、日本の国は日本国民全部で
守るべきだとして、大いに国軍の建設に尽力したが、明治2年9月4日
京都において、反対派のために襲撃を受け11月5日大阪で没した。
当神社は墓地のそばにあったが、昭和21年この地に再建された。
隣の鋳銭司郷土館に益次郎関係の資料・遺品が展示されている。

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鋳銭司郷土館のとなりに大村神社という神社がありました。
名前の通り大村益次郎が祭神です。
地元では益次郎は神になってるんですね。偉大な人物です。
境内には「花神」の碑がありました。

花神とは中国で花咲かじいさんの事だそうです。
大河ドラマのオープニングでもその事が紹介されています。
もし維新というものが正義であるとすれば、彼の役割は日本の津々浦々の枯れ木
に花を咲かせることであった。
そしてその使命が終わると歴史から大急ぎで去って行ったと。
まさに大村益次郎ってそんな感じがしますね。

平成26年夏旅
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大河ドラマの舞台
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