<信夫文知摺観音>
住所:福島県福島市山口字文知摺前70
駐車場あり(無料)
拝観料:400円
<現地解説>
この地は信達三十三観音二番札所としての霊地であり、また文知摺石を
めぐる伝説の地としても古くから親しまれてきた所です。
この信仰と伝説とが中核となって、この地には長い歳月にわたり堂塔が
建立され多くの碑が配置されてきました。
1267年の文字が刻まれている鎌倉期の板碑や1699年に福島城主
堀田正虎が文知摺石を顕彰した碑、松尾芭蕉の句碑などは史実が明かで
しかも当地の文化や歴史を跡づける価値の高いものです。
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福島市にある信夫文知摺観音に行ってきました。
平成11年に訪問して以来なので、15年ぶりでの訪問です。
信夫文知摺観音はそこにある信夫文知摺石に関する伝説が有名です。
この地に赴任していた河原の左大臣源融(みなもとのとおる)とこの地の
長者の娘虎女の恋の話です。
都に帰った源融を思い、再会を待ちわびますがかなわず、嘆き悲しむので
すがこの文知摺石に源融の姿が映し出されたとかいう伝説が残ります。
その後、虎女は再会かなわぬまま亡くなります。
【信夫文知摺石】
源融は使いの者を出して虎女に歌を送ります。
それが百人一首でも有名なこの句です。
「陸奥のしのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに」
その句碑もありました。この句碑は明治初期に建てられたものです。
【源融、虎女の墓】
最近造られたと思われる源融と虎女の墓です。
【松尾芭蕉像】
【安洞院宝塔】
1812年に建てられた宝塔。
著名人の墓
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紅葉の名所巡り
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平成26年秋旅
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<信夫文知摺観音の紅葉・平成26年11月3日撮影>