<桂昌寺跡・地獄極楽>
住所:大分県宇佐市安心院町東恵良
駐車場あり(無料)
入場料:100円(志納)
<現地解説>
桂昌寺は(室町時代中期開基)は江戸の頃には無住荒廃となったが、江戸の天台
僧午道法印という傑僧が江戸後期の1820年頃、大衆教導のために造った
全国にも珍しい遺跡です。
まず閻魔の庁で閻魔大王から裁判を受け馬頭・牛頭に引きずられて地獄道(36m)
へと進み、途中三途の川の奪衣婆や赤鬼青鬼のいる血の池地獄などが迷路の
闇に浮かびます。
次ぎに菩提坂を越えると極楽道(25m)となり十三仏に救われて来迎弥陀の前
に出ます。
その横の縦穴(5m)を鎖伝いに登ると丘の上には阿弥陀如来を中心とした多く
の菩薩が安置され極楽浄土となっています。
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地獄極楽というあやしげな案内板があったため、気になって立ち寄りました。
ここは上の解説にもあるように、江戸時代に造られた仏教の教えを体験するいわゆる
テーマパークの様なものの遺跡です。
こういうものは大変珍しいですね。
順に写真を貼っていきます。
この先に地獄極楽が・・・。
ここが入り口です。
中に入るとまずは閻魔様のいる閻魔庁です。
この先地獄に向かいます。
さて、まずは地獄に進みます。
血の池地獄です。
三途の川の奪衣婆。
地獄を脱出して極楽に向かいます。
菩薩様などがいる極楽道です。
外に出ます。
この写真よく分からないかもしれませんが、垂直に上に登って行く縦穴です。
鎖を伝って登れとの事。
しかし、高さ5m。鎖が安全かも分からないなか、これを伝って登る勇気が
なく、極楽浄土を見る事は出来ませんでした(>_<)
洞窟内は、コウモリが飛んでたりして、かなりの怪しさです。
昔行った東京都稲城市の威光寺洞窟を思い出しました。
こういう怪しげな観光スポットは個人的に好きです(^-^)
平成26年夏旅
http://rover.seesaa.net/article/403847749.html
B級観光スポット・珍スポット
http://rover.seesaa.net/article/106120393.html
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