<吉祥草寺>

住所:奈良県御所市茅原279
駐車場あり(無料)
境内自由
<現地解説>
修験道の開祖「役の小角(えんのおづぬ)」は634年、この地に生まれ、青年
のころから葛城山で修行をかさね、そして大峯山で荒行をつみ、神通力を会得し、
各地の山々を開かれた。このため天智天皇から天下泰平の祈願を受け、また悪病
や天災がおこると大法要を行い世の中の平和を取り戻したので「役の行者」と
広く信望をあつめられた。
この吉祥草寺は舒明天皇が七堂伽藍を寄進されたのが初めとされている。
本堂は1396年の再建で、洞内には創建以来不動明王を中心に五大明王が安置
されている。本堂東側にある行者堂には室町時代の行者像と母の像が祀られて
いる。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
吉祥草寺に行ってきました。
ここは修験道の開祖役の小角の生誕の地という事でした。
修験道は日本古来の山岳信仰と仏教が融合した日本独自の宗教で、厳しい荒行の
もと悟りを開くというものです。
山伏が修験道の行者ですね。
修験道の開祖・役の小角(えんのおづぬ)は実在の人物らしいのですが、日本史の
教科書にも名前が出てくるわけでもなく、マイナーな人物です。
実際、後年の創作な部分も多いらしく、はっきしりしていないそうです。
生誕の地はここ吉祥草寺のある御所市で、吉祥草寺の中に産湯の井戸と腰掛け石
がありました。
<役の小角産湯の井戸>

<役の小角腰掛け岩>

平成26年・27年 年末年始の旅
http://rover.seesaa.net/article/411697633.html
[ここに地図が表示されます]