<伊勢平氏発祥の地>
住所:三重県津市産品1400-37-1
駐車場無し
<現地解説>
「忠盛塚」ともいわれているが、正式には「平氏発祥伝説地」という。
この塚は平忠盛が生まれたとき胞衣を埋めた「胞衣塚」ともいわれ、忠盛
が産湯を使ったと言われる産湯行けも残っている。
桓武天皇の曾孫高望王を祖とする平氏は初め東国に上陸し勢力を張っていた。
しかし、平将門の乱・平忠常の乱以後、東国は源治の地盤となり、貞盛の
子惟衡の時に伊勢・伊賀を根拠地とするようになり、1006年惟衡は
伊勢守に任じられている。
『平家物語』に、田舎武士の昇進を寝たんだ公卿が「伊勢瓶子は素甕なり」
とはやしあざけったとある。惟衡の曾孫正盛は白河法皇の寵を得て中央
政界に進出し、その子忠盛は正四位下但馬守に進み、武士として最初の
昇殿を許され平氏繁栄の基礎をつくったのである。
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伊勢平氏発祥の地に行ってきました。
ここは上の解説にもありますが、平清盛の父忠盛生誕の地です。
平忠盛が生まれた時に使った胞衣を埋めた胞衣塚があります。
平氏は忠盛以前から伊勢にいたわけですが、忠盛が武士として初の昇殿を許される
まで昇進した事で、伊勢平氏=忠盛という様な事になったようです。
その忠盛も三位以上である公卿にはなれず、子の清盛の代になり公卿どころか
太政大臣まで出世するんですからすごい話です。
伊勢平氏発祥の地には胞衣塚と「伊勢平氏発祥の地」という碑が建っています。
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