<吉田松陰寓奇処>
住所:静岡県下田市蓮台寺300-1
駐車場あり(無料)
入場:100円
<現地解説>
1854年3月18日、米国ペリー艦隊を追って下田に到着した吉田松陰、
金子重輔は役人の目を逃れるため、それぞれ瓜中万二、市木公太と名を変え
岡方村(現在の下田市四丁目付近)の岡村屋に宿泊し、米艦に便乗しての
海外渡航の機会をうかがっていた。
当時皮膚病を患っていた松蔭は温泉による治療のため、この蓮台寺を訪れ、
向かい側にある共同湯で夜を明かそうとしていた。
そこで偶然この家の主、村山行馬郎医師と知り合い、その好意により
しばらく村山邸に身を寄せることになった。
松蔭らは3月27日深夜、柿崎の弁天島付近から小舟をだし米艦に漕ぎ着けて
便乗を懇願したが断られた。
企ての発覚を覚悟した松蔭は潔く自首しとらわれの身となり、4月11日
江戸伝馬町の獄へ送られた。
この村山邸は松蔭の居間として使われた二階の天井の低い部屋や、掘り下げ
られた内湯の浴槽がそのまま保存され、松蔭が使ったとされる机や硯箱と
ともに、幕末開港時の秘話の舞台となった松蔭隠れ家の面影を残している。
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平成25年1月13日、静岡県の下田市にある吉田松陰寓奇処に行ってきました。
下田の市街から北に数キロ、蓮台寺温泉の中にある村山邸という旧家です。
海外渡航の企てをおこした吉田松陰は疥癬の治療のため蓮台寺温泉に来たそうで、
そこで知り合った村山氏宅に滞在します。
村山邸は中を見ることが出来ます。
<吉田松陰居間>
<内湯>
夕方で暗かったので、写真が不鮮明になってしまいました。
村山邸のすぐ近くに共同湯があります。
大河ドラマの舞台
http://rover.seesaa.net/article/112515106.html
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