<八人石丁場>
住所:香川県小豆島町岩谷
駐車場あり(無料)
<現地解説>
大坂冬の陣・夏の陣によって徹底的に破壊された豊臣秀吉築城の大坂城は、
徳川秀忠、家光の命で西国大名六十四家によって大規模の改築がなされた。
1620〜1629年までの間に完工した。
当岩ヶ谷の石丁場は筑前福岡藩黒田長政、忠之父子が採石したところである。
黒田藩は採石後も番人を派遣して、この地の年寄役とともにこれらの丁場を
管理させた。
この八人石丁場は、八人の石工が一度に犠牲になったとの伝説がある巨大な
残石を中心にして海岸までの山中に数百個の石が確認されています。
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小豆島にある八人石丁場に行ってきました。
現在の大坂城は徳川時代になってから修復されたもので、石垣もその頃のものだ
そうです。その石はどこから持ってきたかと思ったら小豆島から持ってきていた
んですね。知りませんでしたので驚きです。
この八人石丁場は、福岡藩黒田家が担当した場所との事。
ちょうど官兵衛がらみにの史跡めぐりをしていたところだったので、こちらも偶然
ですが黒田がらみの史跡を訪問する事になりました。
大きな石を鏨を使って切り出した残石が多く残っており、人力でこれだけの岩を
切り出したのかと思うと驚きます。
<八人石丁場>
こちらが一番大きな残石。ここで八人の石工が亡くなったとの事。
五輪塔は昭和17年に造られたものだそうです。
平成26年・27年 年末年始の旅
http://rover.seesaa.net/article/411697633.html
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