<五ヶ所城>

住所:三重県度会郡南伊勢町五ケ所浦2366
駐車場なし
<現地解説>
五ヶ所城は南朝の忠臣愛洲公一族の城で、愛洲城とも言われ、土地の者は
愛洲さんと読んで大切にしてきました。
愛洲氏は古くからここに城を構え、南北朝の頃には国司北畠氏と共に伊勢地方
に勢力をはり、熊野水軍と結んで田丸や一之瀬に進出、大いに活躍しました。
功により伊勢の守護職となり所領を受けて神宮のうしろだてとなりました。
一族はながくこの地を本拠地として威を振るいましたが1576年北畠氏の
軍に攻められ滅亡しました。
現在城趾と丘の南面の居館跡や塔頭が残っております。
中世の山城をしのぶ遺構として貴重なもので昭和13年、県の史跡の指定を
受けました。
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三重県南伊勢町の五ヶ所城跡に行ってきました。
南朝方の武将であった愛洲氏の居城です。今はほぼ遺構は残ってなく、竹藪の中に
五ヶ所城跡の碑があります。

その愛洲氏の中で有名なのが愛洲移香斎(1452〜1528)です。
移香斎はこの地に生まれました。
移香斎は剣の奥義を究め、愛洲影流という流派をひらきました。
愛洲影流は上泉信綱により新陰流となり柳生石舟斎の柳生心影流をはじめ
二百余流の源流となり移香斎は剣祖としてあがめられたそうです。
<移香斎生誕の地碑>


平成26年・27年 年末年始の旅
http://rover.seesaa.net/article/411697633.html
日本の城を巡る
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