<平家越の碑>
住所:静岡県富士市新橋町11
駐車場なし
<現地解説>
1180年10月20日、源頼朝は軍勢を率いて平維盛を総大将とする平家軍
と富士川を挟んで対陣しました。
その夜半、甲斐源氏の武田信義の軍がひそかに平家軍の背後へまわって、夜襲
をかけようとしたその時、あたりに眠る幾万かの水鳥が不意に羽音をたてて
飛び立ちました。これを敵襲と誤った平家軍は陣を乱して西に敗走し、合戦は
一戦にもおよばず源氏軍の大勝利に終わりました。
市内にはこの「平家越」をはじめ「呼子阪」「和田川」など富士川の戦いゆかり
の深い地名や名前が残っています。
この記念碑は史跡を永く後世に語り伝えるため、大正13年に建立されたものです。
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源平の合戦で有名な富士川の戦いの記念碑「平家越の碑」です。
古戦場とは言うものの、実際平家軍は水鳥の飛ぶ音を敵襲と勘違いして逃げ去った
というもので、目立った交戦は無かったというものです。
この戦いには挙兵した甲斐源氏の武田信義が参戦しています。
またこの戦いの翌日には、奥州からかけつけた源義経と頼朝との対面が実現しています。
<頼朝・義経対面の地>
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